2026.9.19NAGANO防災FES
シルバーウィーク初日、こうほくボランティアセンター主催の「NAGANO防災FES」に出店しました。
このところ、ペット防災に関心を持つ方が増えてきたのか、少しずつお声がけいただく機会も増えてきました。私自身は、2019年の台風19号災害をきっかけにペット防災に関心を持つようになり、これまで他県の様子なども少しずつ知る機会がありました。
ペット防災も、以前よりいろいろと考えられるようになってきたなと思っていたのですが、支援する側の方とお話しすると、「ペットは難しい。どうすればいいかわからない」という声をよく聞きます。
以前、避難所運営に関わる方から「ペットの受け入れについてマニュアルには書いてあるけれど、結局、何をどうすればいいのかわからない」と聞いたことがあり、とても印象に残っています。地域のなかでペット防災が進んでいないことを感じ、ちょっとしたショックを受けました。
災害時、ペット連れの方が自宅や車中で過ごしたという話をよく聞きます。でも、それは「そこが一番いい」と選んだというより、ペットと一緒に避難できる場所がなく、危険や不自由があっても、そうせざるを得なかったということも多いのではないでしょうか。
環境省は「ペット同行避難」をすすめていますが、避難先でペットと飼い主に十分な環境が用意されている、ということとは少し違います。
だからこそ、自分とペットを守る備えをしておくことはもちろん、地域の中でも「ペットと一緒に避難すること」について考えてもらえるよう、私たち自身が伝えていくことも大切なんだなと感じています。
今回のNAGANO防災FESへの出店も、そんなきっかけのひとつになればと思います。
前置きが長くなりました。・・

パドックのブースは、ホワイトリンクの屋外。今回は、車中泊体験とペット防災クイズを行いました。

今回の車中泊の設定は、夫婦2人と小型犬(体重8㎏)の避難。

2人3日分と1頭5日分の避難に必要なもの(写真はその一部)。車中避難なので、あまり多くは積み込むことができません。人用は5日分くらい欲しいところ。犬用は、思うようにフードなど調達が難しいかもしれないので、本当は7日分は用意したい。薬や療法食など特殊な物の入手は困難だと思われる。

必要な物のリスト。全部を持っていくことができないとき、どれを優先的に持っていえばいいのだろう。

車中泊をするなら、少しでもエコノミー症候群を回避するために寝る場所をフラットにするのは必須。費用をかけて改造できればいいかもしれないが、それはなかなか。家にあるもので対応しようと考えて、衣装ケースを並べてベニヤ板を敷き、敷物を詰めて傾斜を修正。
食料などは衣装ケースに収納。

難しかったのは意外にも窓の目隠しです。プライバシーを守るためにも必要です。
100均グッズを使ってカーテンをつけようとか、ハンガーでタオルを吊るそうとか、いろいろ試してみたけれど、どれもうまくいかず、結局ウインドウにバスタオルを留めてみました。

それと虫が出る季節なら窓を開けたときの虫よけも。こちらもいろいろ試してみて、窓の外側に養生テープで貼り付けるのが一番良さそう。

これはおまけだけれど、多くの場合、ペットはキャリーケースに入れると思われるけれど、キャリーケースは狭い!ペットが立ち上がったり、場合によっては排泄ができるようにしてあげると良いかも。

こちらは、車の改造計画。そして車中泊体験をしてみての感想。

こちらでは、防災クイズをやりました。
10:00~15:00まで、約60組100人の方がブースに来てくれました。
ペット防災について、まだまだ知られていないことを痛感しました。そして家族安全は自分たちで守れるよう備えることと、ペット防災を飼い主だけでなく地域の方と一緒に進めることの必要性を感じました。
パドックでは、11月22日にペット防災サポート協会理事長三浦律子さんをお招きして、ペットを連れて避難所に行った場合、どのようなことが起きるかを想定したシミュレーションゲームを通してペット防災について考えるセミナーを計画しています。
ペットの飼い主はもちろんのこと、避難を支援する立場の方々からも申し込みが入ってきています。飼い主向けのセミナーはありますが、受け入れ側やペットと暮らしていない人たちと一緒に考える機会は、あまりないと思います。大変貴重な機会となりますので、多くの方のご参加をお待ちしています。
詳細・お申し込みはイベントページからお願いします。



