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2023.9.10しつけ方勉強会

今回は、非会員の方向けのしつけ方教室の一コマをご紹介します。

パドックでは、会員以外の方向けのしつけ方教室(4回 1,000円)を実施しています。


よその犬を見ると吠えて困るというお悩みと、あまり犬同士の接触がないというわんちゃんと、手前のパグはわが家のM。

トイプードルのS君は、ちょっと緊張気味で地面の臭いを嗅いでいます。「それ以上近づいてこないでね」と言っています。奥のTちゃんは、よその犬に近づかれるのは嫌なので、自分の方から近づくようにしながら、ゆっくり距離を縮めていきました。吠えそうになった時は、飼い主さんに名前を呼んでおやつをあげてもらいながら、ゆっくりゆっくりです。

こんなに近くにいても、わが家のMのことはほとんど気にしなくなりました。もともと近くに来てしまえば吠えなくなるとのことですが、こうなるのにそれほど時間もかからず、そしてほとんど吠えることもありませんでした。Tちゃん、お利口です。

そしてトイプードルのS君。Mが近づいていくとMのお尻の方に回り込んで臭いを嗅ぎ合っています。平和的なご挨拶ですね。S君は、よそのわんちゃんに対してすぐにお尻を向けるとのこと。それは、「ぼくは敵意はありませんよ」という意思表示なんですよ、なんてお話もさせていただきました。


犬のしつけで大切な「社会化」のなかで、よその犬に馴れさせるというものがありますが、それは、ただいろいろな犬とふれあわせて挨拶をさせたり、お友だちになることではありません。パドックでは、よその犬がいても「気にしないようになること」が大事だと考えています。そのためには、近くに犬がいても「何も起こらない」ことを経験させること。または、犬を見た時におやつをあげて、犬がいることに良い印象を持たせることです。


そんな練習をしているうちに、会員さんたちが集まってきました。周りに何頭もいますが、皆穏やかにしているので、TちゃんもS君も緊張せずにすみます。最後に、会員さんのわんちゃんの中でも特別穏やかなRちゃんに近くまで来てもらいました。とっても物静かな子なので、Rちゃんが近づいてきてもTちゃん、S君は気にしていません。気にしないところでRちゃんにはUターンしてもらい、今日のレッスンは終わり。


犬の性格を変えることは難しいですが、犬の困り感にどのように対応してあげれば愛犬が安心できるのかを飼い主が知って対応できるようになることが大切なのかなと考えています。

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